里親の募集・引き渡しの手順
里親を募集する場合の準備と必要なこと
掲示板に投稿する際に必要な情報
- 里親に出す人(投稿者)の名前および居住地域
※郵便物が届くような詳細な住所は掲載しないでください。 - メールアドレス
※掲示板上で入力。掲示板では非表示になります。入力しておけば、掲示板からメールを転送できます。 - 動物の種類
- 動物の性別とおおよその年齢
- 動物の特徴
- 動物を里親に出すに至った経緯
- 里親募集に出す動物の画像。
※以下の体裁に限るわけではありませんが、参考にしてください。
▼タイトル例
猫(三毛猫)/1歳くらい/東京都練馬区/対面は土日なら可 |
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投稿に必要な情報をそろえたら、掲示板に投稿します
- 掲示板に投稿する際の方法については、掲示板の使い方を参照してください。
動物の引き渡し段階について
- 動物の引き渡しをする場合には、当事者同士で直に対面し、相談しましょう。
- 譲渡者と譲受者は初対面でしょうから、互いに身元を証明するための身分証を用意しましょう。
身分証としては、運転免許証、パスポート、住基カードなど、写真入りのものが最適です。
- 身分証を提示するのは、相手に信用してもらうためです。
動物好きの人が、いい人であるという保証はありません。
里親詐欺や、動物を虐待目的で譲り受ける事件も発生しています。
自身の身分を明らかにすることで、トラブルを避けるようにしましょう。 - 可能であるならば、譲受者(里親になる人)の自宅まで、譲渡者が同行し、飼育環境に問題がないことを確認するのが最善です。
- 引き渡しの際には、書面で双方の意思を確認し、署名・捺印したものを残しましょう。
もらい猫.NETで用意した、書面サンプルを利用しても良いです。 - 書面は、誓約および譲渡・譲受証明書 PDFファイルをダウンロードして、2枚プリントアウトし、それぞれに記入します。
1枚は譲渡者、もう1枚は譲受者が保管します。
※PDFファイルを開くには、Acrobat Readerが必要です。無料のソフトなので、持っていない場合には、以下よりダウンロードして、パソコンにインストールしてください。
Adobe Acrobat Readerのダウンロード
ペットを初めて飼う方への注意事項
- ペットを初めて飼う方は、その動物の習性や飼い方にも不慣れだと思います。
事前に飼い慣れた方のアドバイスを受けましょう。
動物を飼うからには、動物の習性をよく知ることが大事です。 - 動物はぬいぐるみとは違います。思い通りになるわけではありません。
- 犬の場合には、ある程度のしつけが可能ですが、子犬であれば適切な訓練としつけを覚えるまでの期間が必要です。最初からしつけのできている犬はいません。根気よく育ててください。
- 猫の場合には、犬のような人間に服従するしつけはできません。
言うことをきかないのが猫でもあります。イタズラはしますし、人間にとって大切なものを壊したりもします。たとえば、棚の上に置いてある花瓶を落として割ったり、洋服ダンスに潜りこんで衣服を破いたりすることもあります。だからといって、叱っても猫には通じません。
猫にイタズラされて困るものは、手の届くところに出しておかない、猫に入って欲しくない部屋やタンスなどは、入れないように工夫することです。 - 里親として引き受けるからには、引き取ってからの責任はすべて新しい飼い主にあります。
ときどき、引き取った動物によって壊された物品の責任を、里親募集に出していた人に押しつける人がいますが、これは責任転嫁に過ぎません。 - 動物を飼うということは、自ら責任を負うということを自覚しましょう。
里親募集でご遠慮願いたいこと
- 動物の多頭飼いや、屋外への出入り自由の飼い方で、避妊・去勢手術をせずに子供を度々生ませてしまった場合の、里親募集は控えてください。
生まれる子供の面倒を見る意思がなく、避妊・去勢手術をしないのは、飼い主として責任を果たしていないと判断されても仕方がありません。
子供が生まれて困る場合には、避妊・去勢手術をしてください。 - ブリーダーとして繁殖させた動物の、里親募集は控えてください。
当サイトの目的と対象は、捨てられた動物、保護された動物、飼い主が不可避な理由で飼えなくなった動物たちの、安住できる新しい飼い主を捜すためです。